創立100周年について
ご挨拶

学校法人富澤学園
理事長 結城 章夫
富澤学園は、今年2026年に創立100周年を迎えます。建学の精神である「敬・愛・信」の下で、教育を通して、地域に貢献してまいりました。幼稚園、高等学校、短期大学そして4年制の大学を揃えた山形県内で唯一の総合学園です。4つの学校が密接に連携・協力することによって、学園の総合力が最大限に発揮されることを目指しています。
私どもの学校は、学生、生徒、園児を何よりも大切にして、一人ひとりの個性に寄り添い、丁寧で温かい教育を行うことに全力を挙げています。「この学校を選んで良かった」と言ってもらえることが私たちの願いです。
富澤学園は、山形の地で、次の100年に向けた歩みを続けて参ります。学園の役員・教員・職員は、心を一つにして力を合わせ、これからも頑張っていこうと誓いあっているところです。

東北文教大学・
東北文教大学短期大学部
学長 須賀 一好
山形裁縫女学校の開校以来、地域の人々のための学び舎としての道を歩んできた富澤学園は、2026年に創立100周年を迎えます。この100年の間、日本の社会や人々の生活環境が大きく変動する中で、富澤学園は、常に時代の要請に応えながら、地域の人々に求められる学園として成長してきました。
基本にあるのは、地域社会に根ざし、自立してより良く生きていく人間を育てたいという思いです。
1966年の山形女子短期大学の開学に始まる本学園の高等教育も、現在のような人間科学部と短期大学部を併せ持つ東北文教大学へと組織を改編しつつ発展し、これまで多くの卒業生たちが、教育・保育・福祉の分野の専門職として、そして地域社会における中核として活躍してくれています。「敬・愛・信」の理念を建学の精神とする本学で学び、自分の可能性を信じて力を伸ばしていった卒業生たちの活躍により、本学は真に実践力のある人材を養成する大学・短期大学として高く評価されるに至りました。
これからも東北文教大学・東北文教大学短期大学部は、人を学ぶ大学として、その特色を発展させ、人々に求められる学び舎としての役割を果たし、より良い地域社会の創出に貢献してまいります。

東北文教大学山形城北高等学校
校長 大沼 敏美
本校は大正15年、山形裁縫女学校として設立されました。しかし、世界恐慌の影響により経営が悪化し、開校からわずか7年で閉校を余儀なくされました。そのような中、主任教員であった富澤カネ氏は、生徒たちの「続けてほしい」という切実な声に突き動かされ、学校の存続を決意しました。
あれから100年。校名は変わりながらも、時代の変化に対応し、現在に至っています。この間、本校は国際理解教育に力を注いできました。現在は城北祭の売り上げをカンボジアの教育施設へ寄付しているほか、コロナ禍で中断した韓国・正義女子高との交流も再開しています。また、修学旅行は令和7年度から台湾へと変更されました。
世界で活躍する選手もおり、スケートボードの伊藤美優選手は世界大会でメダルを獲得するなど活躍を見せています。
結びになりますが、100周年の節目にあたり、本校の制服が一新されます。本サイトや学校ホームページにて公開しておりますので、ぜひご覧ください。

東北文教大学付属幼稚園
園長 池田 友子
富澤学園100周年という長い歴史の節目を皆様と共に迎えられますことを嬉しく思います。
この歴史の中で、幼稚園は昭和42年4月に山形女子短期大学幼児教育科の研究実習機関として開園されました。付属幼稚園として、保育者をめざす学生への指導を行うと共に、大学・短大と連携して新しい教育の在り方を模索してきました。その意欲と情熱は今も変わらず、「子どもの心が動く保育」にしっかりと継承されています。現在は、変化の激しい時代を生きるための力を育むことをめざして、「夢中になって遊ぶ子どもの育成」に全力で取り組んでいます。
これまで日々の保育や研究に専念し、質の高い保育を目指してくることができましたのも、富澤学園が総合学園として学校間での協力を密接にして、総合力にしっかりと支えられてきたからこそと感じております。
私達はこれからも、保護者の方々や地域の皆様方にこれまで以上にご理解とご協力をいただきながら、富澤学園の建学の精神「敬・愛・信」の心を大切にして、県内外の幼児教育を牽引する園としての役割を果たし力強く前に向かって進んでまいります。
建学の精神「敬・愛・信」

私達夫婦が建学の精神、富澤学園のバックボーンを何にするか真剣になって考えたのは昭和十五年頃であった。職業学校と言っても技術と教養を身に付ける、それだけでいいのだろうか、人間として最も大切な事は何か。
どんなに時流が変っても、人間として生きるため、これだけは変るまい、とつきつめて考え生れたのが「敬愛信」である。人を敬し、人を愛し、人を信ずる。
又それは人に敬され、人に愛され、人に信じられる人間になってほしい、という願いがこめられている。
学校における教育の基本はこの建学の精神から出発し、こう考え教育して来たつもりである。だから私は生徒の「心」を何より大切にしたい。私立学校の特徴は、この建学の精神にあると思う。それに賛同するからこそ、父兄は自分の大切な娘を学ばせる。
私立学校のファミリー的状態を、前近代的と笑う人達もいる。先生方にもそう考えている人が居るかも知れない。それは無理からぬ一面もある。自分が受けた教育がすべて公立であれば、異質な感じを持つこともあろう。だが皆さんが勤務しているこの学園は私立学校であり、公立ではない。皆さん方の考えで建学の精神をかえられては困る。そこを理解してほしい。愛情の交流があるからこそファミリーなのだから・・・・・。
富澤カネ『想い出のままに』(昭和52年)
「物豊かになって、心貧しくなる一心豊かにする建学の精神」より
沿革
1926年
(大正15年)
山形裁縫女学校創設

1933年
(昭和8年)
山形女子職業学校に校名変更 看護婦養成科、タイピスト科を設置


1941年
(昭和16年)
財団法人富澤学園設立
実業学校令により文部大臣の認可を得て山形高等女子職業学校に校名変更
1944年
(昭和19年)
山形城北女子商業学校に校名変更
1946年
(昭和21年)
山形城北高等女学校に校名変更
1948年
(昭和23年)
学制改革により山形城北女子高等学校に校名変更
1951年
(昭和26年)
学校法人富澤学園設立 富澤昌義 初代理事長に就任



1966年
(昭和41年)
学園創立40周年を機に山形女子短期大学を創設 国文科を設置
1967年
(昭和42年)
山形女子短期大学に幼児教育科を設置
山形女子短期大学付属幼稚園を創設
1971年
(昭和46年)
学園の発展と地域社会の幸福を願い、山形城北女子高等学校屋上に「希望の乙女の像」を設置



1976年
(昭和51年)
富澤カネ 第2代理事長に就任
1977年
(昭和52年)
山形城北女子高等学校開校50周年記念式典挙行


1983年
(昭和58年)
富澤昌俊 第3代理事長に就任
1987年
(昭和62年)
山形女子短期大学に英文科を設置
1996年
(平成8年)
富澤道子 第4代理事長に就任
1999年
(平成11年)
山形女子短期大学に留学生別科を設置
2001年
(平成13年)
男女共学化に伴い、山形女子短期大学から山形短期大学に校名変更
人間福祉学科を設置
山形女子短期大学付属幼稚園は山形短期大学付属幼稚園に名称変更
内田鍈一 第5代理事長に就任
2002年
(平成14年)
男女共学化に伴い、山形城北女子高等学校から 山形城北高等学校に名称変更



2005年
(平成17年)
山形短期大学国文科と英文科を統合して、総合文化学科を設置
山形短期大学幼児教育科を子ども学科に名称変更
2006年
(平成18年)
社会福祉法人敬愛信の会設立(内田理事長が設立代表者)
東北文教大学を創設 人間科学部子ども教育学科を設置
山形短期大学は東北文教大学短期大学部に校名変更
2010年
(平成22年)
山形短期大学付属幼稚園は東北文教大学付属幼稚園に名称変更

2016年
(平成28年)
東北文教大学短期大学部開学50周年
2017年
(平成29年)
東北文教大学付属幼稚園開園50周年式典挙行



2019年
(平成31年)
結城章夫 第6代理事長に就任
2021年
(令和3年)
東北文教大学に人間科学部人間関係学科を設置
2021年
(令和3年)
東北文教大学短期大学部人間福祉学科を現代福祉学科に名称変更
2022年
(令和4年)
山形城北高等学校は東北文教大学山形城北高等学校に校名変更